ブランドとしてのフェラーリは好きだけどお家騒動の話(?)はあまり興味ねえなあと思ってたのが速水健朗Podcastで紹介されてるの聴いて気になって、同じ流れで観たというyomoyomoさんのレビューでマイケル・マン監督だったのか、と気づいてじゃあ観ようとなった。モーニングショーの『ゴッドファーザー』と併せて三本ともイタリア系の家族を描いた映画ということで「巨匠たちが描く<ファミリア/Famiglia>」という企画なのだが、マイケル・マンももう「巨匠」なのか……。
『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン』
映画みるのは一日一本にしとけと池波正太郎先生が言うてたが(咀嚼する時間が必要という趣旨だったと思う)、朝一からの二本立てとさらにレイトショーで、三本も観てしまったよ。いわゆるドル(箱)三部作を全部。
『窓ぎわのトットちゃん』 / 『君たちはどう生きるか』
このプログラムはさすがに土日は混むだろうと思って、しかもモーニングショーの後の昼から二本立てなので、平日に休みをとって午前中から優雅に鰻を食い、昼一の回で観たのだが、いつもの最前列中央の席が取られてたので一つ横にズレた。なぜだ! 朝一で並んでもめったにそんなことないのに。
ていうか勘違いしていて、朝一以外の席を発売するのは「前の回の上映が始まった後」だと思ってたんだけどモーニングショーは例外で二本立ても朝一から売ってたらしい。それでもまさか、昼の回を観るのに朝から席を確保しに来る奴がおるとは思わんやん。甘くみてた。ていうかそれなら平日休むより土曜朝一で並んで席を確保してから昼間で時間潰すほうが確実だったわ。
真ん中の2席が取られてたから二人連れだろうと思ったら夫婦で、トットちゃんが始まって間もなくジジイのほうがイビキかいて寝だしたのでイラッとした。すぐ奥さんが叩き起こしてたけど。
『ルックバック』
原作が好きすぎると、アニメ化、映画化してもあえて観る気がおきないというか、期待値を越えてこないのがわかっちゃってる場合は観る必要もないなと判断してしまうことも多いのだが、なぜこれは観ようと思ったのか自分でもよくわからん。事前情報ほとんどなかったのに。押山清高監督って『フリップフラッパーズ』の人か。パンフ読んで知った。キービジュアル見て直感的にこれはいけそうと思ったのか。そんなもんかもしれん。
『ボーはおそれている』
モーニングショーで観ましたが、モーニングショーだと一本しか観られないんですね。1,300円(ちょうど今月から値上がりしたので、二本立ては1,500円)だから他の劇場より安いは安いけど、早稲田松竹で観る理由は別に安いからじゃねえからな、という感じで、そもそもなんで観たのかわからなくなった。いや二本立てじゃないと観ないというのも変な話だが! わかる?
『カラオケ行こ!』 / 『リンダ リンダ リンダ』
早稲田松竹。
山本敦弘監督特集。
『リンダ リンダ リンダ』をまたスクリーンで観たくて行った。DVD持ってるし、CDも買うたし、ノベライズ版まで買って読んだほど当時はハマった。当時つーても記録によると最初に観たのは2005年の公開時ではなく2009年だった。たぶんその時も早稲田松竹だな。
『ナポレオン』
TOHOシネマズ、売店があるロビーのフロアまでは入ったことあったけど映画観るのは初めてだわ、たぶん。ちょっとまだアウェー感あって、馴染みの新宿ピカデリーやバルト9で観られる映画はそっちで観てたんだけど、今回やってなかったので、長い付き合いになるしいつまでも忌避してるのはよくないと思い行ってきた。そんな大げさな話でもないのだが、どうも人の多い場所は苦手で。ってピカデリーも十分人は多いよな。やはり慣れの問題でしかないか。
画面が暗いシーンが多くて観づらいのでIMAXレーザーが良いという意見を見かけてそうしたのだが、それほど暗い画面作りが目につく映画でもなかった気がする。通常上映と較べてみないとわからんけど。2,000円+追加料金700円。いつも陣取る最前列真ん中が車椅子席になってる配置だったのでそのすぐ後ろの3列目中央にした。
『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』( / 『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』)
前作『~おでかけシスター~』も観に行ったんだけど感想を書いていなかった。原則として劇場で観た映画は感想を書くようにしていたのだが、うまくまとまらなくて下書き中のままになっていた。
『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
新宿バルト9。
以下ネタバレ。
『フェイブルマンズ』『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』
久しぶりの早稲田松竹だけどコロナ禍体制は特に変わってなかった。
『映画作家たちのエピソード0』ということで、ユダヤ系監督の自伝的作品というつながり。