StarDust Tears

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

早稲田松竹

 公開時からとにかくネタバレ自重の風潮が強く、しかもMCUの関連作品全部予習してから観ろみたいな言説もあったが、実はあまりちゃんと観てない。これ自体今まで観てなかったわけだし。すまん。
 というわけで以下ネタバレあり。

 公開から時間も経って、漏れ聞こえてくる話で概要はほぼ知ってたのだが、それにしてもよく実現できたな! と改めて舌を巻いた。恐るべきはケヴィン・ファイギよ。

 ドクター・オクトパスとかまるで当時のままで全然老けてないじゃん! と驚いたが、よく考えたら『スパイダーマン2』は2004年、『スパイダーマン』も2002年だから全部20年以内に収まってるのね。トビー・マグワイアもまだ46歳か。もっと長い気がしてた。まあ『アメイジング~』の時点でちょっとリブートするの早すぎね? と思ったよね。3人スパイダーマン揃い踏みをここまでガッツリやれるとは。そして本当にやっちまうとは。

 今回も最終的にメイ叔母さんが死んだ上に全員がピーター・パーカーの存在自体を忘れるという大変な結末になってるのだが、その発端は(前作での正体バレを収拾するためとはいえ)ドクター・ストレンジとコント演じた挙げ句やらかしたという自業自得なのがすごい。まあそれがスパイダーマンのノリか。

 MCUもちゃんと押さえなきゃなあと思いつつなかなか観るタイミングがない。個人的にホークアイが好きなのだが(演じてるジェレミー・レナーも)、単独タイトルやってるディズニープラスをそのためにわざわざ契約するのもなあ、みたいなことポロッと言うたら、周りは「え、それくらい余裕で契約するっしょ。つーかしてないの??」みたいな雰囲気だったので驚いた。貧乏生活の名残で固定費を増やすのに異常な抵抗感があり、いまだに月額料金のサービスはなかなか契約に踏み切れない。最近やっと Spotify を使い始めた。なぜか東京MXテレビの受信状況が壊滅的に悪くなり現状全く観られないので、さすがに Netflix くらい契約しないとどうもならんかなあ。でも千円弱のプランだと解像度がショボすぎるのでその上だと千五百円なんだよなあ(貧乏くさい。ネトフリは休止したり再開したりが気軽にできるのがよいという話だが。それに他のサブスクはともかく動画サービスは一個でよくね?(今は Amazon Prime Video)とか、増やすんなら新日本プロレスワールドも、とか、悩みは尽きない。そもそも、ながら観するような時間、というか流しながらこなせるタスクがないので大量に観るのがもう不可能なんだよな。動画コンテンツに向いてない。今さら何言ってんだという感じだが、少なくとも現在のライフスタイルでは無理だ。どうにかならんものか。
 完全に話が逸れたまま終わる。

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